【もち米について】



「もち米」と「うるち米」の違いは何になるのでしょうか。端的に言いますと、でんぷんの性質の違いにあります。
でんぷんは、アミロースとアミロペクチンという成分から構成されており、このふたつの配合で「もち米」になったり、「うるち米」になったりするそうです。
もち米にはアミロースがまったく含まれず、アミロペクチン100%。かたや、うるち米には10数%〜20数%のアミロースを含み、残りがアミロペクチンで成り立っています。
なお、もち米の品種は50種以上といわれているそうですが、例えば、作付面積が多くもち米としては有名な「こがねもち」の様な銘柄は単一品種で売られておりますが、殆どのもち米は他の品種と混ぜられて売られているそうです。


代表的な品種
こがねもち もち米の王様と言われ、粘り、コシ、食味でも最上級の品質を誇ります。岩手、秋田、福島、新潟、富山、山梨で作付されています。
しろくまもち きりもちやあられなどの加工用として平成19年に北海道で開発されました。つきもちにした時の食味が良く、また、耐冷性にも優れています。


ちなみに、富山県産の品種もち米「新大正糯(しんたいしょうもち)」は、「もち米の最高級品」・「幻のもち米」とも言われ、全国的にも高い評価を得ています。



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